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当院を初めて受診される患者様へ

当院では、初めて来院された患者様皆さんに行っていることがあります。

とりうみ歯科医院ではどんなことをしていくのか、ここで少し説明していきます。

患者様の現在の状態の把握を目的に、①レントゲン撮影、②口腔内写真撮影、③歯周組織検査、④プラークスコアを行っております。

①レントゲン撮影は、歯周病や虫歯の状態、顎関節、神経治療後の状態、詰め物や被せ物の状態の把握のために行います。お口の中全体のレントゲンや、一部だけのレントゲン、３次元的なレントゲンなど様々ありますが、患者様に応じて必要最低限の撮影に努めています。

②口腔内写真撮影は、お口の中を５枚ほどに分けて撮影を行います。下の２枚の写真を見てください。

それぞれどのように見えますか？　私たち歯科医師や歯科衛生士は患者様の頭側からお口の中を見て診察、診断、治療を行っています。つまり普段、見る光景とは逆さまの状態で治療を行っているということです。先程の写真のように、同じ写真でも上下逆さまで見ると異なった見え方があるように、頭側からの一方向からの診察だけでなく、より客観的に評価するために口腔内写真撮影は必須と考えています。ご協力をよろしくお願いいたします。また、お顔の写真や、顎の動きの動画を撮影させていただく場合があります。

③歯周組織検査は、歯と歯茎の境目に細い道具を挿入し、歯周ポケットの値を測定していきます。歯肉炎、歯周炎の評価には欠かせないものです。チクチクとした痛みを伴う場合もあります。この検査は、治療が進むごとに再評価として何度か行っていきます。

④プラークスコアは、磨き残しのチェックです。普段行っている歯磨きで、どれくらい汚れが落とせているのか、どこが落とせていないのかをチェックしていきます。お口の中に磨き残しを染め出してくれるピンク色の液体を塗って検査していきます。磨き残しは、その場でおそうじしていきますが、唇や歯茎、舌に少し色が残る場合があります。診療後の普段の生活（飲食や歯磨きなど）で落とされていきますが、治療後に大事な予定などがある場合は、その旨をスタッフまでお伝えください。

また、お口の中全体を治療して行く場合には、治療前の状態の記録や歯科技工士さんとの連携のため、お口の中の型取りをさせていただく場合があります。

これらの資料をもとに、治療計画を決めていきます。治療前には、現在の状態の把握、これから行うことについて説明させていただきます。不安や、気になること、ご希望などございましたら、スタッフまでお声かけください。

とりうみ歯科医院　　電話予約 0995-73-6262